樹木の破砕業務とは
当社では、造成現場、伐採現場などに当社所有の木質系破砕機を搬入し、現場にて発生した樹木発生材の破砕・チップ化を行なっています。 　造成工事の工事現場や、緑地・山林などの管理作業、地震や大雨などの自然災害によって毎年多くの樹木が発生していますが、それらを発生場所から搬出し、廃棄物として処理するのではなく、可能な限り現場内でチップ化して利用することにより、環境負荷を減らし、工事費用を削減することが可能になります。
	工事現場では、日々多くの樹木が発生します。 　その種類も雑木、針葉樹、刈草、枝葉、幹、根株など様々で、これらをそのまま現場外に搬出して廃棄処分しようとすると、非常に大きな労力、時間とコストがかかります。			樹木の発生する現場内に木質系破砕機を搬入し、集積した樹木を破砕・チップ化します。 　加工後のウッドチップ材は、現場内の各種マルチング材、緑化基盤材などとして現場内で利用できます。

樹木破砕の施工例
造成工事現場での樹木破砕	法面吹付用チップの加工		道路工事現場での樹木破砕	法面吹付用チップの加工
	造成工事の現場では、たくさんの樹木が発生します。 　本現場では、工業団地の造成工事にあたり、約10000m3の樹木を破砕し、造成後の法面に吹付を行うためのチップを作成しました。			道路の新設に伴い発生した伐採・抜根材を破砕し、チップ化しました。 　加工したチップ材は、堆積して堆肥化し、現場内の植生基盤材として利用されました。
海岸漂着樹木の破砕	マルチング用チップの加工		災害発生樹木の破砕	マルチング用チップの加工
	海岸線に打ちあげられた1200m3の流木を破砕し、敷均し用チップの加工を行いました。 加工後のチップ材は、敷均し材料として利用されました。			地震や大雨など、予測できない自然災害により一度にたくさんの樹木が発生材になることがあります。 　災害地の早期復旧のためにも、発生材の発生場所で破砕を行うことは、大きな効果があります。
ダム　流木の破砕	マルチング用チップの加工		ゴルフ場管理で発生した樹木の破砕	マルチング用チップの加工
	ダム施設の管理の一環として湖面から引き揚げられた流木の破砕を行ないました。 　加工後のウッドチップは、マルチング材料として一般の希望者に配布されました。			ゴルフ場のコース管理では、年間多くの剪定枝、伐採木、刈草が発生しています。 　場内の集積場に破砕機を搬入し、それらをチップ化しました。 　加工後のチップは場内のマルチング材として利用されました。